「お金があれば幸せになれる。」
昔の私は本気でそう思っていました。
もっと収入が増えたら。
もっと自由な時間ができたら。
もっと恵まれた環境になったら。
幸せになれると思っていました。
でも実際は違いました。
ホームレスでも笑顔で幸せそうな人がいる。
お金持ちなのに毎日不満を言っている人もいる。
幸せは環境だけで決まるものではない。
私が思う幸せに満ちている人の特徴は、
「自己決定できている人」
です。
私は結婚していた頃、
自分で決められることが少なくなっていました。
何かを決めようとしても、
「それは違う」
「こっちの方が正しい」
「普通はこうする」
そんな言葉が返ってくることが多かった。
もちろん相手に悪気があったわけではないと思います。
ただ、毎日の積み重ねで、
少しずつ自分の感覚を信じられなくなっていました。
私は看護師をしています。
だから子供が熱を出した時も、
症状を見ながら病院へ行くタイミングを判断できます。
でも当時は、
私が大丈夫だと思っても、
「今日連れて行って」
と言われることがありました。
理由を説明しても、
最終的には相手の考えが優先される。
そんな小さな出来事が積み重なっていきました。
病院に行くかどうか。
夕飯を何にするか。
休日をどう過ごすか。
本当に些細なことです。
でも人は、
自分で決められない状態が続くと苦しくなります。
離婚してから、
私はたくさんのことを自分で決めるようになりました。
子供のこと。
仕事のこと。
お金のこと。
休日の過ごし方。
全部自分で決める。
大変なこともあります。
責任もあります。
でも不思議なことに、
今の方が圧倒的に心が軽い。
なぜなら、
自分で選んだ人生だからです。
失敗しても納得できる。
成功したら嬉しい。
誰かの人生を生きるのではなく、
自分の人生を生きている感覚があります。
幸せそうな人を見ていると、
もう一つ共通点があります。
それは、
自分以外に期待しすぎないこと。
「相手が変わってくれたら幸せ」
「会社が変わったら幸せ」
「環境が変わったら幸せ」
そう考えると、
人生の主導権は自分以外の誰かが持つことになります。
でも幸せな人は違う。
自分で考える。
自分で選ぶ。
自分で行動する。
だから人生のハンドルを自分で握っている。
幸せは、
お金の額でも肩書きでもない。
誰かに認められることでもない。
私は離婚してから、
改めてそう感じるようになりました。
今日の夕飯を決めること。
子供を病院へ連れて行くか決めること。
休日にどこへ行くか決めること。
そんな当たり前の自由が、
実はとても尊い。
幸せに満ちている人は、
自分の人生を自分で決めている人。
そしてその選択の責任を受け入れている人。
人生の主導権を取り戻した時、
人は思っている以上に幸せを感じられるのかもしれません。
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